たたみやさん編 「父さんは草の職人」

父さんは草の職人 - 畳屋さん編

(TATAMIYA)

 

 

「たたみって、どんなにおい?」から始まる、畳屋さんの物語

たたみは、日本で生まれた床のかたち。
むかしは板の床の上に敷く、やわらかな敷物でした。

どうしてやわらかいの?
どんな材料でできているの?

やがて人がくつろげるように、
藁(わら)の厚みでやさしい弾力が生まれ、
今の畳の形になっていきました。

江戸時代の後半、畳が広く使われるようになると、
畳職人さんが生まれ、
どの町にも当たり前のように畳屋さんがありました。

けれど今、家から畳の部屋は少しずつ減り、
畳に触れたことのない子どもたちも増えています。

夏の日、畳にごろんと寝ころんだときの、
あの気持ちよさ。
あの、どこかほっとする香り。

この絵本は、
そんな畳をつくる職人さんの姿と、
ある親子の時間を描いています。

畳は、自然の中で育った藁やい草を使い、
人の手でていねいに編み上げられます。
畳屋さんは、“草の職人”。
自然とともに生きる、ものづくりの担い手です。

日本の風土に寄り添ってきた、大切な仕事。

そんなことを、そっと教えてくれる一冊です。

読み終えたあと、
畳の上でごろんとしてみたくなる。
そして、その心地よさの理由を、
親子で少し話したくなる。

読み終えたあと、親子の会話がひとつ増える一冊です。

英語版も制作しました。

多くの外国の方に、日本の畳の魅力知ってもらえたらの想いで

製作しました。

 

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